何歳まで働きますか?

あなたは何のために働いていますか?
働く目的はさまざまです。
働くことで生きがいを見つけたりや自分の存在意義を確認できることもあります。生涯現役を宣言されている方もたくさんおみえになります。とても素晴らしいことですよね。でも、多くの方は生きていくために、生活費を稼ぐために働いているのではないでしょうか。その中で仕事に誇りをやりがいや生きがい、誇り、存在意義を見つけてみえるのではないかと思います。

ある年齢になったら働くことはリタイヤして自分の趣味や家族との時間を大切にしたい。ゆっくり自由な時間を過ごしたいと思ってみえる方も多いですよね。宝くじが当たったら今すぐ会社やめて好きなことしたいなんて言ってる方も。半分冗談、半分本音で!ここで大切になってくるのがお金のこと、これからの生活費、必要な資金の用意ができているかということです。

高齢者世帯の実情について

ここで高齢者世帯の実情についてみていきます。

 内閣府『高齢者白書』高齢者の生活についての満足度調査

内閣府の調査結果からみると高齢者の約65%の方は家計について大きな不安なく暮らしてみえまるようです。しかしこのデータを少し詳しくみていると年齢が下がる(若くなる)ほど不安を感じている人の割合が大きくなっています。人生100年と言われだした昨今、長生きすることのリスクといわれる『老後破産』、生活に窮することに漠然とした不安を感じる見える方の割合が増えています。

あなたはどうですか?将来の生活設計について不安はありませんか?次回からは生きがいと家計のバランスについてのお話させていただきます。

『終活』は40歳からスタートしよう

『終活』というと人生の終焉を迎えた方があとを託す人が困らないように遺言書を書いたり断捨離で不要なものを整理することと思っていませんか?

『終活』には目的行動が2つあります。

①人生の最後を託す。あとを託す人が困らないようにする。
終末期や亡くなった後のことは、自分ではできません。もしもの時に備えておくための目的。

②今日からの人生を自分らしく、より良く生きるために備える。準備することです。これから自分は何をしたいのか、実現したい夢、希望はあるのか、充実した毎日をどのようにして実現するのか、その目的のために必要なお金を蓄えるためになにをするのか、などを考え行動するための目的。

この2つの目的はどちらも大切ですが②今日からの人生を自分らしく、より良く生きるための準備は特に大切です。それは時間は取り戻すことができないからです。早くから準備しておかなければできないこともたくさんあります。『終活』は若いときから、遅くとも40歳、介護保険第2号被保険者になったとき始めましょう。

よく外国のセレブで20代、30代に事業で成功し40代でリタイヤし自由に、自分思いのままに生きる方がみえるよね。これもある意味『終活』かもしれませんね。